昔、東海道を走る飛脚は3、4日で江戸、京都間を結んでいたそうです。 この秘訣はわらじ。 鼻緒(はなお)を趾(足の指の漢字)で挟むだけのわらじは、動物で言えば前足に当たる足の指先を自由に動かせ、強く地面をけることができた。ヒマラヤのポーターも、わらじに似たものをはいているのを見たことがありますが、しっかり足の指が地面をつかんでいました。