↑店長ケンさんの土踏まず。この足でヒマラヤのトレッキングもこなしました。
(裸足で50キロもの荷物を背負っていた、現地の ポーターさんにはとうていかないませんが・・)
4つ足歩行の動物には土踏まずはありません。
土踏まずは直立歩行した人間が、指先を前足、かかとを後ろ足として使うために発達させたアーチなのです。土踏まずが無いということは、イメージで言えば、すり足で地面をはいずり回っているということ。
スポーツ選手の足には、必ずといっていいほど美しくカーブを描いた土踏まずがあります。 また、認知症や寝たきりになると、それまであった足の土踏まずが徐々に退化し、偏平足になるという研究データも報告されています。
いわば土踏まずは、二本足で直立歩行する人間の証のようなものともいえます。
アインシュタィンもお散歩マニアでした。
裸足で行うスポーツの代表は「すもう」。
よく土俵際で、爪先立ちになってこらえる力士の姿をテレビで見ます。
実は、相撲の力士にとって「土踏まず」は強さと比例しています
体重200キロを超えていた曙(あけぼの)から、100キロ以下の舞の海まで、彼らの土踏まずはいづれも立派でした。
また彼らの足のもうひとつの特徴は、足の指がたいへん発達していることです。
この足の指と土踏まずで、あの大きな身体を安定させ、かつ機敏に動かすことができるのです。